ガンプラを組む!一話完結!
こないだ、生まれて初めて「ガンダム」のアニメを観た。
"ms igLoo"(エムエスイグルー)という番外編のような話だ。
なぜこの番外編から観たのかと言えば理由はいくつかある。
まず、僕は先日秘密裏に購入した「ヅダ」というガンプラが唯一登場するお話だということ。そして、このガンダムシリーズは番外編のため3話で終るということだったからだ。
「ファーストガンダム」と呼ばれる、最初のガンダムのアニメがある。「こいつ動くぞ!」とか「認めたくないものだな」みたいな名台詞が飛び交うアレだ。
この"ms igLoo"という番外編は時系列的にはこの前になるのだ。
見始めると全然モビルスーツ(ガンダムみてえな姿のロボット)が出てこない。
人類史上初の宇宙戦争として戦艦みたいなのがピュンピュン撃ち合っている感じ。
軍人たちも「すごいビームつくった!ww」「このビームwwすごい強いww」ということばかり話し合っていて一向にモビルスーツが出てこない。
第三話にしてようやく試作機としての「ヅダ」が出現する。
ヅダはなんか紫色のザクみたいな感じ。
ヅダを組みながらガンダムを鑑賞するのはなかなか気分が良い。
ヅダかっこいいなぁ...ホレボレ
今までガンプラなんて静かに組み続けるだけだったからこうやってガンプラを組んでいくと(しかも結構手際よく)気分がいいゾ
背中の「ブーーーーンwww」ってやつ
アニメを観ていると「ああこれがあのパーツねなるほど」ってなってやる気が出る。
そしたら劇中でヅダが爆発した
マジでびっくりした。なんか速度が速過ぎると「バーン!」するらしい。どうしてこんなことに....1/10も出来ていないヅダのプラモを持ったまま僕は画面とヅダを見比べていた。
しかも作中そのままヅダが二度とでてこない....連合国はヅダじゃなくてザクを採用して量産することになったらしい。調べてみれば「ジオンってヅダ量産してりゃ勝てたんじゃないか?」っていうスレがあったりしてやりきれない気持ちになった。
やりきれないまま"ms igLoo"も終わり、仕方がないのでファーストガンダムを観ながらヅダを組む。
ガンダムの世界では、地球の人口が増えすぎて宇宙に移民をしてから半世紀がたった世界なんだ。で、移民した宇宙坊や達が「ジオン」っていう国を起こして独立戦争を仕掛けるんだな。それがこの物語の始まりで、つまりファーストガンダムっていうのは第一話から地球サイドの戦時中のお話なんだ。
主人公のアムロってのはその辺にいる15歳やそこらの機械オタク坊やなんだけど、訳あってひょいと軍の最高機密兵器「ガンダム」に乗っちまうんだな。
でもアムロはすげーから説明書をほいほい読んだだけでガンダムを操縦して敵のザクを2体も破壊するんだ。まぁガンダムには元々人工知能(?)というか戦闘の記憶を蓄積させる機能があって、つまりセミオートみたいな感じだと思うんだけど...。
とにかくガンダムは強い。
ザクが一生懸命撃ったミサイルを全身に受けてるのに傷一つつかないし、そのくせガンダムがビームを撃つと一撃でザクが爆破する。チート機体なのだ。
で、戦争で本来乗る筈だったパイロットが不在になったりして結局アムロしかガンダムが操縦できなくなっちゃうんだよな。で、そうこうしているうちにシャア(兜みたいなの被ってやたら良いこと言う奴)が「やべえあのモビルスーツ要チェケだ!やべえ」つって奪おうとするんだわ。
それで地球連合(アムロ)とジオン(シャア)の明確な対立図が出来上がる。
そして話が5つ6つ進んだあたりで僕はあの名台詞を拝むことになる
「バシっ」
「.......!! 二度もぶったね!...オヤジにもぶたれたことないのにっ...!」
きたーーーー!!
そしてヅダも完成ーーーーー!!
ついに記事一回分でガンプラを組めるようになった。僕はとても嬉しい。
アストレイとユニコーンときて地球連合国側のガンプラしか組まなかったので人生三台目のガンプラはジオン側のモビルスーツにしました。カックイイ!!
そしてアニメもちゃんと見始めて少しずつだけど「ニワカ」じゃなくなっていくのが嬉しいです。万歳!!