データ
妹が「ビックデータ」について熱弁していてなんのことかと思って
調べてみたら、intelの公式サイトにわかりやすい動画があったので見てみると、
なんでも「整理されていないあらゆる情報の集合」というようなことらしい。
例えばあなたが持ってるiPhoneに入ってるデータは、「カレンダー」「メモ」「楽曲データ」というように、言語も違えば形式も違う。それらが混在して整理されるわけでもなく一カ所に詰め込まれているわけである。
ところで、データの単位といえば「ギガバイト」とか「キロバイト」っていうけど、
intelの動画で聞き慣れないデータ単位が目に入ってきて面白かった。
大容量のハードディスクで「1テラバイト」とかは聞き覚えがあったけど、
その上にさらにペタバイト、エクサバイト、ヨタバイトと続くそうな...気が遠くなるような話だ。
人類が始まってから2003年までに人類が残したデータ(情報)は全部で5エクサバイト。つまり5000000000GBだ。
そして、2012年だけで人類がつくったデータは2.7ゼタバイトだというのだ。
つまり、たった一年で2003年までのデータの500倍のデータを生み出してしまったのだ。やばいよね。
そして2015年までに年間に発生する情報量は3倍になるという。
こうなるともう僕たちは情報化社会から逃げることはできない。
あらゆる情報・意識・考え方はクラウドコンピューティングによって管理される時代は必ずくる。
少なくとも日本人のほとんどの人がTwitterを利用していて、自分の「つぶやき」をネット上にアップすることで情報化社会の一員を担っているのだ。
もう一度言うけど、5年以内に、授業ノートも会社の業績も、電話のログも、日記も、意見も、回覧板もテレビも動画も歌も、全部クラウドコンピューター化する日は必ずくる。
高校生同士の会話でも
「ねー昨日休んじゃった分の授業ノート見せてー?」
「しょうがないなぁ。じゃあクラスのEvernoteにpdf形式であげておくからダウンロードしといて。」
みたいな会話が当たり前になるんだと思う。
僕も最近Evernoteを使い始めていて、思いついたアイデアや、気になった新聞記事、引っかかった本の言葉などを文章でも画像でも音声でも片っ端から放り込むようにしている。それを続けているとちょうど自分の脳みそが2つある感じになってくる。
Evernoteのノートブックの中は僕が考え方や見た事が滅茶苦茶に入っているわけだけど、それぞれにタグ付けをすることで、必要なときに必要なデータだけを検索することができる。
自分の脳みそを検索するってすごい面白い。
勿論便利っていうのもあるけど、自分が何に興味があるのかっていうのが違う側面からわかってきてそこが面白いって思う。
6月。