電車でスマホって結局何してるの?
できればスマホには依存したくない、と思っている。
あの薄っぺたい、無機質な板を指でぺたぺたしてるのってどうしても、
どうしても知的に見えないのだ。むしろ逆にも見えてしまう。
とはいえ電車に乗ればほとんどの人が俯いてぺたぺた何やらやっており、景色としては自然なものになりつつあるのだなというのは認めざるを得ない。
しかしスマホに夢中になるということは目の前が見えていないということでもあり、
周りが見えていないということは優しくできないということだ。
一般的に、周りが見えない人は優しくないと思ったほうが良い。経験則として。
目の不自由な人にぶつかりそうになろうが、まだ後続で電車に乗ろうとしている人がいようがお構いなしだ。優しい人が昔より増えたとは到底思えない。減っているのだろうな、と思う。
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そもそもスマホをいじっている人って要するに何をしているのだろう。
僕なりに大きく5つ出してみた。
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LINEでおしゃべり
これが半数なんじゃないかと思う。従来のメールと違ってラインはこれまでの会話が見えるので、昔に比べて「雑談しやすくなった」。その結果、例えば別々の2人(例えば彼氏と友達など)とラインで連絡を取り合っているのであればスマホから手を離せなくなるのも道理だ。
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まとめ速報やNAVERのような暇つぶし記事を読んでいる
無為の極地とまで言うとさすがに酷だと思うけど、それに近い感想を持っている。文章も稚拙なものが多く、得るものが少ない。「妹どうこうした結果wwwwwwwww」だとか「ヒキニートが面接中でやらかしたことwwwww」とか言われても文章も発想も稚拙ですぐに飽きる。その瞬間瞬間は刺激的で楽しめるけど、得る物が少ない作業ではある。
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ゲームをしている
最近ではスマホで凝ったRPGなども出来るようになっているし、そうでなくとも「ポコパン」や「パズドラ」のような、前で言う「ぷよぷよ」とか「テトリス」に取って変わったゲームが流行している。これも友達との連携要素があったりして、手が離せないことも多いだろうと考えている。
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TL監視
Twitter上でタイムラインで友達が何をつぶやいているのか監視すること。あるいは笑えるbot(定期的にプログラムされた文章がランダムで発言されるアカウント)でネタを探しているとか。他にもFacebook等のSNSを見て「あの子今日ライブ行ってたんだ」とか、「あの先輩明日誕生日じゃん」みたいな情報を収集しているのかもしれない。
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仕事をしている
この可能性も大いにあり得る。細かく言えばメールのチェックや、訪問先の企業の地図を見ていたり、あるいは飲み会の予約をしたり。社内プレゼンの為の原稿を書いていたり、など、スマホの活用方法が幅広いだけに仕事とひと言で言っても何をしているのかは人それぞれだけれど。
スマホに依存するのは怖い。僕はとにかく常時スマホを触っているのが気味悪く、なんだかスマホに依存している人って薄っぺらい感じがしてしまうので出来るだけスマホはいじらないようにしている。すなわち「携帯電話」としてのみ使うように最大限努力している。
人との連絡には積極的にスマホを活用していくけれど、SNSは夜にざっと一通り確認するだけだし、情報収集はiPadで日経新聞を定期講読するのと、smartnewsというアプリでおこなっている。Twitterはあまりにデマが多いのと、くだらないものが溢れかえっているので、たしかに面白いしやめづらいものではあるのだけれど見ないように頑張っている。自分のTimelineを見ても、逃げたいときほどよくTwitterを活用しているのがわかってとても恥ずかしかった。