本当にミニ四駆を組むことにした
結局欲を抑えきれずに模型屋さんに来てしまった。そしたらちゃんと「ミニ四駆コーナー」があった!しかも昔とおんなじような品揃えで。懐かしい...。たまらないです。
自分が昔使っていたマグナムも、昔どうしても勝てなかった小倉くんのレイスティンガーも売っていてとにかく感動。レイスティンガーはチートだったんだよなーとにかく速くてさ。
かっちょいい......。
そして気付いたら箱を握りしめてレジに向かっていた。
昔と同じようにマグナムを買うのもありだったんだけど、心にびびっとくるマシンがあったのでそちらを購入。
ライジングエッジだ!わかんないけどかっこいい!!ミニ四駆はホイルの色が大事な気がする。当時気にしてたかはわからないけど、このマシンは水色が差し色になっているからホイールも水色に統一されているという...。
ミニ四駆といえば兎に角改造っていうイメージだけど、遊んでいた記憶が断片的にあるだけでよく思い出せなかったのでとりあえず普通に本体だけ購入した。
中はもうまんまプラモデル。こういう感じだったかー覚えていないや。
ペンで無意味に墨入れのようなことをしてみる。ガンプラやっていてヨカッタ...。
シールは本当につらかった。こんなに難しいシール作業があるとは思わなかった。
何度も貼り直してるとシールが死んでくるし、全部左右対称に綺麗に貼らないときまらない。結果全部貼ると子供っぽくなることが判明し、一部を残してはり終えた。
ワクワクしながらタイヤを組む。
久々にミニ四駆を組んで良いことのひとつとして「本当に色んな事を思い出す」というのがあると思う。細かいパーツのひとつひとつに過去の記憶の破片があるみたいで、古い友達のことやあの頃の日々を思い出しながらミニ四駆を組んだ。
モーター周りを組み立てるのは本当に難しかった。これ本当に小学生のときに組んでいたのだろうか。なんか説明書なしでペペペーって作ってた気がするのだけれど。
モーターに歯車をつけて、それに連動するように足回りの歯車をうまく組み合わせて、それをさらにタイヤに連動させるように組んでいく。
シャーシが出来上がる頃には1時を回っていた。
シャーシはこんな感じ。ど真ん中にモーターを据えて両側に単三電池。完全なミッドシップモデルだ。左右対称にパーツを据える事で重量のバランスをとっているのだろう。
僕が子供のころは左右対称ではなかった。
できた。
シャーシのときのほうがかっこ良かった気がするのは気のせいだろうか。
気のせいだな。四隅のプロペラみてぇなのはコースを曲がるのをスムーズにするやつ。
これがないと車体がガツガツあたって全然早く走れない。
いや、かっこいいじゃん!やっぱりホイールがビビットな色だと「ミニ四駆」って感じがしていいなぁ。「ひと昔の人が考えた未来の車」っぽくない?鉄腕アトムに出てきそう。
早速スイッチを入れると「ウワァァァァァァァーーー」という音を立ててタイヤが回転しはじめた。これさてはそんなに速くないな?
私のマシン...おそ過ぎ??
僕の拙い記憶を辿ればもっと暴力的な「イヤァァァァァァァァーーー!!」みたな甲高い音がしたはずだ。まぁ、あのときは公式ルールとか無視して「爆走」みたいな名前のモーターとか平気で使っていたからかもしれないけれど。それにしてもこれでは勝てない!戦う相手いないけどさ!!
作中のライバル機もかっこいいいいい!!
えーっ次組むならこれ組みたい!だから誰と戦うんだよ!
前述のようにミニ四駆は改造しなければ只の「直進する車のおもちゃ」なので、機会をみて改造して速いミニ四駆をつくりたいと思いました!それも実況出来たらいいなー。