鈴木ユートピア

31歳、写真、キャンプ、バイク、旅

23歳の考える結婚

 

 

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彼女と結婚についての話をちらほらしたので書いてみる。

客観的に考えて、今の僕にとっての結婚はまだまだ夢物語というか、「いいよねえ」程度のものなのだと思う。結婚はもっと契約みたいな部分も大きいし、扶養とか保険とか役所の書類とかパスポートや住民票の変更とか両親への挨拶とか、結婚式とか入籍のタイミングとか貯金とか住まいとか、実に多くの現実的なアレコレが絡んでくるということを実質的に体感出来ていないのが現状だからだ。

 

「しゅうしょくしたらかねをいっぱいかせいでゲームをたくさんかう」って考えている大学生と同じで、昇進制度とか社内環境とか通勤時間とかちっとも考えられていないようなのとよく似ている。要するにまだまだその時期ではないということだ。

 

 

 

とはいえ23歳といえば自分の将来について真剣に考えても良い時期だとも思う。

 

大学生の頃から知っているカップルで「どう転んでも結婚するだろうな」ってくらいお似合いな4年付き合っているカップルがいるのだけれど、大学生の時は「結婚するの?」ってきいたら「いやーわかんないよまだまだ」みたいに照れてたけど、最近は「結婚いつするの?」ってきくと、あと数年はこうで、結婚するならこうで、両親はこうでって、話が現実的になっているようだ。そういうのを見ていると自分もその日が来るのかとどきまきしてくる。

 

付き合って半年のカップルが「おれたちまじで結婚すっからこいつ幸せにすっから」とか言っても世間に鼻で笑われてしまうのが関の山だけれど、それじゃあどんくらい付き合えばそれが現実になってきて話が前に進むのかって話なんだけど、それって「じゃあ3年」とか「いや1年あれば...」っていう話じゃなくて、カップル両者のスペックの問題なんじゃないかと考えている。

スペックというか、状況というか...。

 

働いているか、貯金はあるか、両親の理解はどうか、家はどうするのか、恋愛感情がさっぱりなくなってもやっていけるくらい性格が一致しているのか、子供が欲しいのか、欲しいのであればいつ欲しいのかというような将来の理想がかけ離れていないか...など、両者の状況がどうあるかだけが重要な気がしている。

 

別にお互い働いていてそれなりの歳だったら出会って1ヶ月で結婚しても普通なんじゃないかしら。どうなんだろう。

 

 

 

 

晩婚化がますます進んでいる。

内閣府の平成25年の調査によれば2011年時点で結婚の平均年齢は夫が30.7歳、妻が29.0歳。第一子の平均出産年齢は30.1歳だと言う。

その背景には生活保障問題とか女性の社会進出とか出産後の社会復帰とか会社のアフターケアとかが絡んでくるのは間違いないが、その内容は他のサイトに譲るとして、ひとまず言いたいのは僕の周りの23歳というまぎれもなく若者とひとくくりにして差し支えない連中は、結婚願望がけっこう強い人が多いということだ。

 

女性でも「いついつまでには結婚したい」と宣言していたり、男性でも「早めに結婚して身を固めたい」みたいな考え方をする人が多いのだ。だから勝手に我々のことを「さとり世代」とか「しらけ世代」とか「退廃思想論者」とかいうのはやめろ。

 

 

 

さて、かくいう僕も結婚願望が強いのだけれど、私の彼女が(幸いいるんですよ)学生さんなので冒頭に述べた現実的な話はまだもうちょっと先のことになりそうだ。

とはいえ「まだ現実的じゃない」段階から現実的な問題(例えば貯金は今からすりゃ良い)を一つずつ解決してくのは良い手立てかもしれない。貯金だけじゃなくてあらかじめ両親と顔を合わせておくとか、同棲してみるとかね。やりようは色々ありそうだ。

とか言いながら既婚者の皆さんは「あー若いなー青いなー甘いなー」なんて思ってたりしそうだ。マイッタ。

 

 

 

 

結局金が重要になってくると思う。

金を持ってりゃ良いんじゃなくて、ちゃんと稼ぐこと・稼いでいること・稼ぎ続けることがわりと前提になってくると思うんだ。

 

カップルでいえば男性が「いつか結婚しよーぜ」なんて中学生並みの浅はかさで迫ってくる一方で女性はかなり冷静に相手を観察して現実的に果たしてコイツと結婚して幸せになれるのかと大人の判断を下しているわけで、そういう中で彼女の方から結婚の話が出たりすると嬉しかったりするわけだ。えへ。