鈴木ユートピア

31歳、写真、キャンプ、バイク、旅

原因不明の高熱はたぶんストレスが原因、の体験談

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原因不明の高熱により、

僕は3連休をベッドの上でのたうち回って過ごすことになった。

憐れなり。

木更津トライアスロンのメダルと記念タオルが飾られた部屋で三日三晩眠り続けるのはまるで事故で夢破れた憐れなアスリートのようなセンチメンタリズムを誘発した。

 

先日親類が「うちの会社でもそれ流行ってるんだよ。」と教えてくれたが原因はやはりわからない。わからないので自分なりに解釈してみることに決めた。

 

原因不明の発熱

 

 

症状

 

高熱:39度から40度の間をひたすら行ったり来たりする。

あまりの高熱で頭痛がひどく、頭を締め付けられる孫悟空のようだった。また頭痛のせいでろくに物事を考えることが出来ず、足元もふらつく。

暑くて暑くて仕方がない。かと思えば今度はインフルエンザの如く寒気がして震えが止まらない。かけ布団を何枚も羽織って震えながら眠った。

 

発汗:高熱により当然汗が噴き出てくる。三日三晩寝続けたわけだが酷い夜は3時間おきに起きて下着を交換しなければならなかった。倒れないように気を付けながらその都度シャワーを浴びた。それでさっぱりして(身体はしんどい)ベッドにまたもぐりこんでも3時間後には人型に汗の跡が出来ている。

 

悪夢:夢の中で延々と仕事をしていた。図面を書いても書いても次の図面があって、60個くらいPDFを作ってもまだ足りなくてひたすらパソコンに向かい続けるような夢だった。

 

食欲不振:これだけ高熱なら仕方がない。吐き気はあるっちゃあったが結局吐かなかった。ゼリー状のものを取ってしのいだ。

 

咳:あったっちゃあったがそんなになかった。医者は喉を見て「少し腫れてるねー」と言っていたからそのせいだと思う。

 

お医者さん

 

喉を見て聴診器を当ててもらった。あと問診。ちなみに医者は2つ行った。

「風邪じゃないね」と言う。「へんだねぇ」「ほとんど熱だけなんだよねぇ」「ストレスかな」と首をひねる。結局熱があるからって解熱剤と抗生物質を戴いた。高熱初日のことである。結局これを朝昼晩と飲んで事態は変わらず、むしろ体温は39度から40.3度に上昇し、インフルでもないのにここまで高熱はやばいと思って身体に鞭打ち2つ目の医者へかかった。2日目のことである。

二人目の医者も「よくわからない」という。医者から「よくわからない」と言われたのはこれまでの人生で初めてであった。

 

クラリスロマイシン錠

・ミノサイクリン塩酸塩錠

・ジクロフェナクNa錠

・ベタセレミン配合錠

・シーサール錠

 

(※すべてジェネリック医薬品

上記を処方していただいた。

それで2日目と3日目を過ごして治った。

4日目は36.5度とかで、ほんの少しまだ頭がぼーっとする感じはあったが何とか仕事は出来たので良かった。

 

 

原因を推察する

まず何より仕事が忙しく、4つの重いプロジェクトを同時に一人で担当していたプレッシャーがあった。絶対に倒れちゃだめだと思っていたし、楽天的なので「失敗したらどうしよう」みたいな心配はちっともなかったけど「厳しい戦いになるなあ」という緊張感は相当あった。それから仕事で疲れていた。

 

次に近しい人が危篤状態であった。会社を飛び出して病院へ急いだ。意識がなく目を覚まさない。いつまずい状態になってもおかしくないというお話をされて、病院で目覚めない彼の手を握ったりして、その翌日に僕が倒れた。

 

ググると「心因性発熱」なんて要するにストレスでお熱なわけでしょっていう話なんだけどよくもまぁお医者さんってなんにでも病名つけるなぁって、関心してる場合じゃないか。

 

ストレスで高熱でなっちゃった人へ、僕はだいたい60時間くらいで動けるようになりました。お医者さんには「ストレスで発熱しました」と正直に伝えよう!

 

おしまい