ブログを書く
このブログとは別で、自転車チームのブログを書いている。
大学時代の仲間が元になってつくった自転車サークルのようなもので、要は日記形式でその日走ったコースや面白かったことについて綴る日誌だ。
同じブログなのに、書く時の心持ちは全く違う。
このブログは自由だ。ただ僕が書きたいことを書いている。
自転車チームのブログはすでに起きたことをレポートするという役目がある。
つまりピアノでいうとクラシックだ。となるとこのブログはさしずめジャズなのだろうか?
起こった出来事は変えられないけれど、その表現方法は僕に委ねられている。
書くことは決まっている...。その制限がむしろ描写をより自由にさせるのかもしれない。
このブログを書く時はいつも、本当はどうしたらいいのかわからない。
色々な邪念がある。こうしたらもっと拡散されるんじゃないかとか、こういうこと書いた方が人気が出るんじゃないかとか。それをうまい具合に振り切って、自分の頭の中のものを捉えて、捕まえてきた新鮮な蝶を標本にするみたいに丁寧に閉じ込める。そのプロセスが僕のブログ活動なんだと思う。