未来がやってきた!google開発のコンタクトレンズ
糖尿病患者のための血糖値を計るコンタクトレンズをgoogleが開発中とのことだ。
レンズが二層になっていて、血糖値を測定するグルコースセンサーとそのデータを送信するワイヤレスセンサーが間に挟まれている仕組みになっている。どうしてコンタクトレンズなのかというと、採血せずにもっと簡単に血糖値を計る方法はないかと考えたところ、涙を検査すれば血糖値が正確に計測できることがわかった。涙というのは要するに赤い成分のこしとられた血液であるため、採血とほとんど同じ結果を求められるんだ。
でも涙ってそう簡単に出るもんじゃないから、じゃあコンタクトレンズから直接検査してしまおうっていうことで開発することになったのだそうだ。
もちろん現在はプロトタイプの開発中の段階。同時進行で医師のためのアプリケーションも開発しているそうだ。もちろんこういう開発をしてるのは何もgoogleが初ってわけじゃなくて、スウェーデンのマルモ大学の開発しているコンタクトレンズガジェットは涙を燃料にして作動するみたい。
Microsoftは2010年からこういった研究をしているし、こんなふうにガジェットが身体に取り入れられていく日も遠くないかも。例えばSuica/Pasomoの機能を含んだマイクロチップを手のひらに埋め込んでおけば手をかざすだけで電車に乗れるし、買い物だって出来る。
それの是非は置いてくにしても、こういったニュースを見る度に未来が足音を立ててやってくる気配を感じるんだ。