サバを読むの語源
皆さんはサバを読んだことがあるだろうか。
要するに年齢を偽ったことがあるかどうかである。
女性が本当より若く自己紹介したり、あるいは酒を買いたい大学生がサバを読むわけだ。とはいえ、やはりサバを読むという言葉には「年下に見せようとする」意味合いの方が強い気がしてならない。
サバを読む の語源は諸説ある。
僕は以前から語源はひとつだと思っていたのだけれど、この記事を書くための下調べをしていたら諸説あるみたい。調べといた良かったよ。そのお陰でこの台詞が言える。
サバを読む の語源は諸説ある。
と。本当はいくつもいくつもあるらしいんだけど今回は有力な2つを紹介する。ぜひ飲み会の席などで披露して下さい。
①鯖説
鯖である。おさかな。
鯖は痛みやすいから捕った鯖を一匹ずつ数えている暇がない。鮮度があるうちにどさどさ箱に移していってしまう。
それで「おい鯖の数があってねーじゃねぇか!」というのが常習化して"鯖を読む"になったというもの。
かなり有力だし説得力もある説だが、この説だと「読む」という表現の説明がつかない。
②鯖じゃない説
鯖じゃない。おさかなじゃない。
魚屋のことを"いさば"と言うらしい。
"いさば"の人たちは小魚を超早口で数える。で、ばんばん箱に放り込んでゆく。あとになって魚の数を数えると大抵数が足りない。「"いさば読み"しやがったな!」というのが「さば読み」になったのだそうだ。
ちなみに僕は今年で60歳です。
すみませんサバ読みました。