アバクロの香水
以前香水に関するエントリーを書いた。
この記事で僕はアバクロの香水について触れた。
友人がこの香水をいつもつけていて、「自分のお気に入りの香水があるって素敵だな」と思い、自分の香水を探し始めるきっかけとなった香水である。
僕は結果としてキンモクセイの匂いが地球上で一番好きだったので、その匂いを纏うことに決めた。この香水はかれこれ6年以上使い続けている。
さて
その、きっかけとなったアバクロの香水がここにある。
同じ香水ではなく、6年前友人が使用していたそれそのものである。
今日、そのアバクロを纏っていた友人が僕のブログを読んでくれていて、お茶をしたときに譲ってもらったのだ。彼女はもうアバクロの香水はつけていないのだそうだ。
ありがとう、と僕はいってさっそく手首に香水をプッシュした。
懐かしすぎる匂いがゆったりと香ってくる。あんまりにも懐かしいので僕は目をつむって額を抑えた。まるで走馬燈を見ているような気分だった。2011年にあったことが次々と思い出されていく。匂いの力はそれほどまでに強力なのだ。
今日は会社からお休みを貰っていたので、ほかには誰にも会う予定はなく、僕は存分にアバクロの香りを楽しんだ。アバクロの香水をして会社にいくことはないだろう。
なんといっても入社試験のときからキンモクセイの匂いを纏っていたのだ。であれば、会社は僕の匂いも含めて採用したのだ!と考えてもいいのではないだろうか。
なんてね。
これからはお休みのときとかにアバクロの香水をつけてみてもいいかも。
そんな風に思った。
いいお休みだった。
おしまい