趣味を広げすぎると身体が爆発する
実は僕は今日「趣味は広く浅く広げとくといいよね」という全く逆のことを書くつもりだったんだけど、ちょっと考えが変わったのでこちら側の視点で記事を書く次第です。
まずどういうことを書こうとしたのかというと、
僕は一度だけスケートをしたことがあるのね。
それで、最近フィギュアスケートの話題で持ち切りだし、「スケートやったことある?」みたいな話題にはよく遭遇するわけだ。あるいは「今度いこうか」みたいな話題にも。僕は幸い経験があるので滑ったことがあるし、人並みに滑ることが出来るから滑るまでの苦難の道も理解できるし、どうすれば滑れるようになるのかみたいな話もできる。誘われれば行って楽しむことだって出来るんだ。
僕は大学生活で随分遊んだ人間なので、ビリヤードもたまにやるしダーツも自分のを持っているくらい好きだ。逆に出来ないのは麻雀とパチンコだけど、これは嫌いなものだからあえてやらないだけ。
兎に角そういうわけで、"ひとつの趣味に対して没頭するのもとっても大切なことなんだけど、その一方で色々な趣味に首を突っ込んで経験してみるっていうのも有意義じゃん"って言いたかったんだ。皆さんはラクロスというスポーツをやったことがあるだろうか?
僕もやったことないんだけど、ひょっとしたら皆さんだってラクロスをやったらめっちゃハマって、「これ今まで知らなかったのもったいない!もっと早くやってればヨカッターーーー!!」と叫ぶかもしれないし、実はラクロスに対してすげー才能を持っていて、それを今まで無駄にしてきたのかもしれない。かもしれないじゃん!
そういうわけで「とりあえずは出来る人になる」「ひょっとしたらスゲー出来るかもしれないじゃん」っていう二点から話そうと思ってました。昨日までは。
僕だってガンダムなんて微塵も興味なかったけど、今ならホワイトベースもわかるしガンタンクもわかるしランバ・ラルもわかる。ガンプラにHG,RG,MGなどの他にもVer,Kaっていうシリーズがあるのも知ってる。それだけで実に色々な人と面白い話が出来るようになった。
ところが。
最近今度はサバゲーに興味がでてきた。サバゲーっていうのはサバイバルゲームの略で、BB弾のモデルガンを手に撃ち合う遊びなんだけど、とにかくお金がかかるかかる。モデルガンっていっても屋台で売ってる2000円のじゃなくて7,8万するようなバッテリーを使う銃が主流なのだ。
それで最初は「金ためるー!」なんて思ってたんだけど、まてまて。じゃあ元々あった趣味のカメラとか、手帖とか、読書とか、最近できたガンプラとか、ミニ四駆とかどうするん?ってなった。
まさか社会人が毎日働きながらブログを更新して読書して手紙を書いてガンプラつくってカメラも撮って、日曜日はサバゲーとミニ四駆大会に出る訳ではあるまい。
んーそう考えると今の僕の持論ってちょっと破綻してないか?と思った。からだは一つしかないし、一日は24時間しかないのだから。
そういう訳で方向転換。手がまわらないからほどほどに。ってこと。
山登りとかスケートとか、そういう「道具をそろえずとも良い」趣味ならばなんぼでも手を出せば宜しいが、サバゲーのように初期投資がはんぱないものに関してはそれ一つにのめり込む環境を作り出さなければ駄目だ。逆にそこまでのめり込まなきゃ楽しめないとも言えるしね。
趣味をひとつに絞れって話じゃないけど方向ぐらいはそろえておいたほうがいい。「身体動かす方向」とか、「ものをつくる方向」とかね。そうじゃないとさすがに身体がいくつあっても足りなくなってしまうから。
今日は聖書を買った。僕の中では究極の読書なので、社会人になる前に読んでみたかった。長い読書になるだろうけど、それもまた一興。