鈴木ユートピア

31歳、写真、キャンプ、バイク、旅

旅行好きでお金がなくなる人は小説を読めばいいのかもしれないという話

 

 

移動コスト

 

先日家計簿を眺めながら収支を計算していたら

どうにも浪費が多すぎることがわかった。

 

原因はだいたいわかっていて、バカみたいな話だけど

浪費が過ぎるのだ。

 

 

こないだ記事に書いた通り、僕は移動が好きだ。

今いる日常から逸脱して、見たいことのないものを見たり、

新しい感覚に遭遇して知識を更新するのが好きでたまらない。

 

移動は地理だけの話ではなくて、例えば新しいケータイを買うことも

ある意味移動だと言える。それはインフラの移動と呼べるからだ。

 

 

 

小説という「お出かけ」

 

面白いことに小説を読み始めたら浪費がピタリと治った。

具体的にはアマゾンのサイトを当てもなく彷徨して、

欲しいものを探してページを行ったり来たりすることがなくなった。

 

小説の続きが気になる。時間さえあれば本を開いて話を読み進める。

会社から帰って雑務を終えて、20時くらいから読み始めて気づいたら0時をまわっていたりする。当たり前のことだと世間は笑うかもしれないけれど、部屋にいながらして、ここにはない(あるいは現実にはどこにもない)どこかへ移動できるなんてすごいことだと思う。

 

結論として、外の世界が気になって仕方がない好奇心旺盛な人は、小説を読むことでそれをある程度解消できるのではないか、ということだ。

偉そうにタイトルにしたわりには、結構チープな話かもしれない。

 

 

 

社会人になってから小説はちっとも読んでいなかった。

それより、社会に出てから自分の知識とか学力の不足を痛感して、それを補うように勉強の本ばかり読んでいたので、どうしても小説のような娯楽のものが後回しになっていたのが大きい。

 

 

 

 

しかしたまに小説を読みたくなっても何を読めばいいのかわからない。

本屋に立ち寄るとベストセラーの新しい本が所狭しと並んでいるけれど、今更誰でも読んでいる人気のお話を読んでも...と思うといまいち食指が伸びなかった。ノルウェイの森の言葉を借りれば「みんなと同じ本を読んでいればみんなと同じ考えしかできなくなる」である。

 

 

なんとなく今月に入ってから読んだ本を下記に並べておく。

勉強っぽい本と、あとは小説。

 

最近読んだ本

 

 

すべてがFになる (講談社文庫)

すべてがFになる (講談社文庫)

 

 

 

冷たい密室と博士たち (講談社文庫)

冷たい密室と博士たち (講談社文庫)

 

 

 

笑わない数学者 MATHEMATICAL GOODBYE (講談社文庫)

笑わない数学者 MATHEMATICAL GOODBYE (講談社文庫)

 

 

 

 

 

君がオヤジになる前に

君がオヤジになる前に

 

 

 

AI vs. 教科書が読めない子どもたち
 

 

 

 

 

おしまい