鈴木ユートピア

31歳、写真、キャンプ、バイク、旅

六本木のカフェにて

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六本木 21_21のフランクゲーリー展を観てきました。

とにかくたくさんの模型が展示されているのが印象に残って、模型から入って図面で検証して、また模型をつくって...という変わったプロセスを疑似体験することができた。

 

 

まぁそれはいいとして、本題は別にある。

僕たちはフランクゲーリー展を後にして、

美術館後特有の高尚かつ知的な気分でカフェに入った。

 

それで僕はその、ドトールでもタリーズでもないオシャレなカフェでドリップコーヒーを注文し、鼻でもかもうかしらと思ってやおらティッシュを取り出した。

 

 

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そして登場したのがこのティッシュである。そう、このティッシュこそが今回のテーゼであり、記事の核をなす主役である。

 

六本木のカフェでこのティッシュを取り出した僕のショックが想像できるだろうか。おそらく、できないだろうと思う。

「目立ちゃいい」精神の黄色・青の二色刷り印刷と、10年前から変わらないうたい文句の「パソコン教室」の文字。シックの"シ"の字もない。

 

僕はさながらキリシタン弾圧ののための踏み絵行列の中で愚かにも十字架のネックレスを落としてしまった百姓のようにあわてふためいてそれを懐に隠したのだった。

おしまい。