【深刻度別】僕の落ち込んだ時の対処法一覧
いつもありがとうございます涙 記事にして次回お答えさせて戴きます!>はじめまして。いつも「襟を立てた少年」読ませてもらっています。1つ質問があるのですが、普段の生活の中で何か落ち込むことが… https://t.co/O1TKgkc0Nx #odaibako
— ゆういち (@yuichi_gg) 2018年2月17日
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深刻度別・僕の落ち込んだ時の対処法
今回はお題に回答する形で落ち込んだ時の対処法について述べる。
最初は軽度→重度の順番で執筆しようと思ったんだけど、そうすると読み進んでいくうちにどんどん僕が闇に落ちていく感じの記事になり、後味が悪かろうと思って逆の構成で記事を書くことにした。
- ★★★★さいあく...取り返しのつかない人間関係の喪失など
- ★★★☆ひどい.......大きなミス
- ★★☆☆わるい.......人との衝突など
- ★☆☆☆やれやれ...理由のない不快感・小さなミス
今回は4パターンの状況を想定して、落ち込んだ時にそれぞれどのようにして僕が復活するのかについて記憶を探った。以降4パターンの詳細について考えてみる。
出来るだけ多面的に、様々な対処法について書いてみるので、気に入ったものがあれば実践してほしい。
★★★★さいあく
何を持って"最悪"と呼ぶのかにもよるが、人が亡くなったり大切な人が遠くに行ってしまったり、あるいは以降の人生でも残りそうな傷を負った場合。
僕は、こういった場合その場しのぎの"対処法"というのは存在しないと考えている。
むしろそのときの傷を回復させようとして小手先で何か行動を起こしてしまったり、むやみに解決のために余計なことをしてしまったりすると状況が悪化することのほうが多く、手に負えない。
そういった場合、とにかく時間が解決してくれるのを待つしかない。
僕は最悪レベルにしんどい時期は医薬外品の精神安定のサプリメントを薬局で購入して常用していたが何の役にも立たなかった。結局時間が傷を癒すのを待つしかない。どんなことでも3年経てば、精神的には立て直せると僕は信じている。
直近でどうしても辛い場合はカウンセリングを受けてみるというのも一つ手かもしれない。意外と安く、良心的に体験させてもらえるところが最近は多い。
★★★☆ひどい
受験に失敗したり失恋したり裏切られたとき。
これも時間が解決するしかない、と言ってしまえばそれまでだが
時間が解決するのを待って体育座りしているわけにもいくまい。
特に女性はこうすることが多いと思うけれども、親しい友人に話を聞いてくれるのが一番だと思う。僕がひどく落ち込んだ時は1週間連続で違う人に会ってお喋りをすることで(必ずしも辛いことを打ち明けなくても)けっこう回復したりする。
ただこれを落ち込む度にやっているとただの「ストレス発散に友人を利用してる奴」なので注意が必要。
あとは全く異なる解決策としてはスポーツにのめり込むとか。
僕が今まで生きてきて得た数少ない真理の内の1つ
「努力は裏切ることがあるが、筋肉は絶対に裏切らない」
僕は酷く落ち込んだ時期にロードバイクを始めた。
気を紛らわせるために読んでいた漫画「弱虫ペダル」の作中で
「自転車は漕いだ分だけ前に進む 前に進む為の乗り物や」
みたいな言葉があり、「うおおお俺も前に進むぞー!」と謎の熱が入ってしまい、翌月には15万円をはたいてロードバイクを購入。
それからはひたすら自転車にのめり込み、翌年には富士山の麓から五合目まで24kmを自転車で登るクライムイベント「富士ヒルクライム」で銅賞を獲得。今でも趣味として本当に楽しんでいて、次のレースでは銀賞を目指したい。
落ち込んだ時期を、ただ「落ち込んでました。あのときのことは思い出したくもない」という過去にしてしまうのはあまりにももったいない。
僕はこのときにロードバイクを始めたおかげで、「あのとき落ち込んだおかげで今ロードバイクという趣味がある」と思うことが出来るし、落ち込んで生産性が下がっている時期を無駄にせずに済んだ。落ち込みから逃げるようにただただ自転車に乗っていた時期が振り返れば「努力」という軌跡になっていたのだ。
落ち込んだ時は一人で出来るスポーツを始めるといいかもしれない。
身体を動かすのは本当に良い。
追い込めば追い込むほど精神的には楽(笑)
ちょっと興味があって、やればやるだけ結果が出るもの...。
おすすめは水泳・自転車・マラソン.......ボルダリングなんかも楽しい。
変な話、過酷であればあるほど、それをやっている間は嫌なことを考えずに済むので、過酷なほうがいいっていう考え方もある。僕はトライアスロンも出たことがあるけど.....良いよ!!
★★☆☆わるい
自分のコミュニティー内で悪口を言われていることが発覚してしまったり、面と向かって角が立つことを言われたりした場合。
僕は好ましくない人と出くわしたときに、
その人はちっとも悪くなくて、その時たまたま事情があってこういうことになってしまったんだと思い込むゲームを始める。
人間は多面的に人格を持っているので、そのときの気分や状況によってカオス理論的に態度を変えていく。それをお互いにやりながら僕たちは社会を運営しているので、その場その場のやりとりで気を悪くしている暇なんてない。
「普段はいい人なんだけどたまたま気分が悪かったんだろうな」
といかに考えるか。相手にどんなストーリーがあったのかを勝手に想像して脚本をつくり、自分で満足する。
例えば電車の中で、明らかに向こうが悪いのにぶつかってきて舌打ちされたら僕だって頭に来るし、その日の気分が台無しになりかねない(そもそも僕は比較的短気なのだ)ので、
「彼は昨日半年間看病した飼い犬が死んでしまったに違いない。
そうだ。それは人に八つ当たりもしたくなる。
根は優しい男性の心の傷がいつか癒えるように僕もこの車両から祈ろう。」
と発想する。
そしてこれを本気で信じて、そういうことにしてしまうのだ。
僕はだいたい★2つくらいの人間関係の衝突に関してはほぼ全部これで切り抜けている。ちなみに同じことをしている人は後にも先にも見たことがない。
★☆☆☆やれやれ
3時間作業したデータが消えたり、小学校の頃好きだった子をSNSで調べたらブサイクだったりすると落ち込む。
先ほど運動をさんざん推奨したけれど、僕はやっぱりランニングで発散する。息が上がるほど追い込むと、「大したことじゃないんだよな」と思い直すことが出来るからだ。
あとは
単純作業はけっこう落ち着く。
一番のおすすめはテトリスかぷよぷよといったいわゆる「落ちゲー」。
ひたすら淡々と処理していくような作業ゲームは
ちょっとした落ち込みにはもってこいだ。
そもそも人間の脳はきわめて飽きっぽいので、同じ理由に対して落ち込み続けるのにも限度がある。だからこその「時間が解決」なのだけれど、ひたすら耐え続けるよりも代理で夢中になれるものを始めてしまうのが効果的だ。
プラモデルも楽しい。
総括
以上、書いてみて総括を述べると、
基本的に僕たちに落ち込んでいる暇はない。
落ち込んだ経験が人を飛翔させるのは、落ち込んだあとに這い上がったからであって、落ち込んだから飛翔できたわけではない。僕が思うに、落ち込んでいる時間はかなり非生産的な部分なので、極力それに時間を割きたくないと考えている。
つまり時間の無駄。
ましてや、他人によって落ち込む・苛立つ・傷つくなんてもってのほかで、
他人ふぜいに落ち込まされるなんて、それで時間を浪費するなんて、プチ自殺みたいなものなので僕はこれにも巻き込まれたくない。
だから上記で紹介したように
出来る限り他人によって気分を変えられないように
様々な工夫を凝らしている。
(他人から悪影響を受けない自己人格の形成については今後また述べたい。)
落ち込むのは時間の無駄。
僕ならその時間があれば僕は風を感じたり、花の匂いを嗅いで、
友人と笑い、新しいことを学びたい。
時間とは、そんな風に使われなければならない!
何が言いたいかと言えば、「治し方よりも予防しろ」ということだ。
僕の精神はどちらかと言えば「いかにして持ち直すか」よりも「いかに落ち込まないか」に重点を置いているのかもしれない。
落ち込まない基礎体力づくり。
これを意識的に身に着けていってほしい。
「時間がもったいない」という感覚を体感するために
たとえばこういうものがある。
「人が本来必要な貯蓄を継続することが出来ないのは、自分が老いていつか働けなくなるという確実な未来を想像するのを避けるからだ。」という仮定を裏付けるアメリカのとある実験では、パソコンで加工された「老いた自分の顔」を見せられた人はそれまでより多くの金額を貯金するようになったという実験結果がある。
僕もこのサイトではないけれど、
自分の老け顔を生成するアプリを無料インストールして、60年後の自分の顔を見たけれど結構ショッキングでそれこそ落ち込んでしまった。
ただ、「自分は老いていつか死ぬのだ」ということを積極的に意識するには非常に良い荒治療なので気になる人は試してみてほしい。
人の死亡率は100%で、自分もいつかは死ぬので、それを忘れずに生きていかなければならない。20台後半が100歳まで生きるとして、僕たちにはあと890か月しか残されていない。本当にその残りの寿命を消費してまで落ち込む価値があるものなのかそれは?
僕はいつもそれを自問する。
最後に
僕が大切にしている海外のことわざを送って今日は終わりにしたい。
"悩んで解決する問題ならすでに解決しているし、
悩んで解決しない問題は悩んでも意味がない"
つづく
*今回の記事のようなことを書く僕の考え方の基礎になった
書籍をいくつか貼っておきます。どれも死ぬほどお勧めなので是非読んでほしいし、読んだら匿名コメントでも教えてくれたらとてもうれしい。
- 作者: 小池龍之介
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