鈴木ユートピア

31歳、写真、キャンプ、バイク、旅

「逃げ恥」見てない

 

 

news.yahoo.co.jp

 

 

 星野源さんと新垣結衣さんがご結婚とのことで、おめでとうございます。

逃げるは恥だが役に立つ』でダブル主演だった二人だったのもあってニュースがこれ一色になって行くのを横目に見て「お、おれ逃げ恥観てねぇ.....ッ!」と呟いた。逃げ恥がドラマ化されたのは2016年なのでもう5年前のことになる。ちょうど僕がアンチ

 

 その頃僕は「みんなが夢中になっているものばかりに浸かっていたらみんなと同じことしか発想できなくなる」という極めて根暗な発想に囚われていたので、流行りのドラマとか死んでも観ないマンだった。流行りのお笑い芸人も、流行りのゲームも、流行りのドラマも回避した。そんな一過性の、うわべだけの、万人受けするコンテンツにみんなと一緒に浸るなんてゴメンだと思っていたのだ。

 

 それからしばらくしてから、「興味がなかったとしても流行りものも"うわべ"くらいは知っておいたほうが、人とコミュニケートするときに会話が滑らかに進むので得をする」ことに気づいた。エヴァンゲリオンを全シリーズ観る必要はないけど、綾波レイがどういう見た目の子なのかとか、お笑い番組なんて観なくていいかもしれないけど、サンドウィッチマンくらい知っておかないととか。

 

 僕が大人になってから「あえて観ずに看過した」「みんな普通は1度は観るコンテンツ」としてエヴァンゲリオンガンダムそれからナウシカラピュタだ。

エヴァガンダムナウシカは大人になってから観た。ジブリは元々あんまり良さがわからなくて観れていない。ラピュタはもはや一度も観ていないけれどインターネットミームとして散々登場するので、「女の子が降ってきて、その子となんやかんやあって、サングラスの人が襲ってくるんだけどバルス!って言って助かるんでしょ」っていうと「まあ、そうだけど」と言われるので、そうなんだと思う。

 でも大切なのは「バルスでしょ」ってwikiとかで拾ってきた知識を持っていることではなくて、きちんと作品を(できればそのときに)鑑賞していることだと思う。流行った作品っていうのはその時の時代性や価値観が色濃く反映されていて、「それをその時俺たちは観たよな」という共通の体験を語り合うことで仲間意識が芽生えるんだろうなぁ。そういう関係性の中でよりによってラピュタラピュタ観たことないやつが「バルスでしょ」って言ったらウザいだろうなぁ。今ちょっとそのシチュエーション想像したら結構ウザかった....。

 

 

 話は逸れたけど、とにかく流行りものを回避したシーズンがあったために僕は「逃げ恥」を観たことがない。もし観ていたら、星野源新垣結衣の結婚のニュースがあった時も「おーあの二人が!」ともっと盛り上がって祝福できたかしら。

 でも結局はテレビで芸能人が結婚した、みたいなニュース自体そんなに好きなわけじゃないから....えーっと結局僕はどうしたらいいんだっけ?

 

 

おしまい