鈴木ユートピア

31歳、写真、キャンプ、バイク、旅

誰と結婚しようが同じって言われて救われた

 

30代になってしまったので彼女とかできても、ただその関係を楽しむだけじゃなくて

「その先」のことを考えざるを得ないタイミングが増えた。と思う。

 

青年の時分は「俺には生涯この子しかいない!!!!!!!!!!運命!!!!!!!!!!!!命をかけて幸せにするぜ!!!!!!!」みたいな思考をしていたのだけれど、大人になってしまうと流石にもうちょっと冷静だったりして。

 

 

 

 

二人合わせて世帯年収はどのくらいになるか、とか

親御さんがどういう人か、とか。

 

喧嘩になったらお互いどういうふうになって、最終的にどんなふうに着地するのか、とか。病気とか、金銭的な価値観とか。子供は欲しいか、とか家事の分担はどうするとか。

 

 

考えないといけないことだけど、

考えすぎると結婚なんてできない気がする。

 

ある程度冷静に考えて、後悔のない選択をすべきだと思う一方で、ある程度「知らんけど、愛だぜ!えいや!!!!!!」みたいな勢いもいるんじゃないかとも、思う。だって、いつまでも冷静だったら結婚なんてできないじゃない?そう思いませんか?

 

この人と結婚するんでいいのだろうか........

 

という不安より、「相手の子は俺なんかで幸せになれるのだろうか...もっとハッピーな道があって、それを邪魔してるのではなかろうか...」なんて思ったりして不安になる。

 

しかし、会社の尊敬する高齢の方にこの相談をしたら

 

「誰と結婚しようと同じだと思いますよ」

 

という衝撃的な言葉をいただいた。

結婚というのは二人が混ざってひと組になるようなイメージを持つかもしれないけれど、実際には2本の糸が寄り添ってそばにいるだけなのだと。

結局、誰と一緒になろうが、結婚しようがしまいが、自分は自分で、相手と一緒にいてどのような感想を持つかは自分次第。それ以上でもそれ以下でもないと。

 

割とその考え方が自分の中では革新的かつ画期的で非常に印象的だった。

誰と結婚しようが同じーそう考えると少し気が楽になった。