Apple watchがそそらない理由
トピック「アップルウォッチ」について
知らないうちにアップルウォッチが発売されていた。
けっこうこういう目新しいデバイスには目がなくて、例えば初めてiPod touchが発売されたとき僕は学生だったんだけどお小遣い切り崩して買ったもんね。タッチって何!アプリって何!ってもう何もかもが新しくて。
今回は昔みたいにピンとこない。
見れば見るほど"時計とは何なのか"という根本的なところを考え込みたくなる。そもそもどうして時計を「充電」しなくちゃならないんだろう。あらゆる時において絶対に時間を表示するのが時計のすべき仕事ではないのか。
"いざ"というときに時間を表示できなくて何が時計だ!なーんて買ってもいないのに悪口を言ってしまうけれど。
アップルウォッチに関する記事も随分読んだけれど、例えば「iPhoneだと時間を見たかっただけなのについついいろんなことを初めてしまう。Apple watchだとそれがないのが良い」とか「気づくか気づかないかくらいのバイブが良い。生活に寄り添っている」とか「カメラが3秒で起動できる!すごい!」とか出てくる。
目を覚ませ!
って叫びたくなる。カメラが3秒で起動で感動するっていつの時代の話だ..。
とかなんとか一人でパニックに陥っていたのだけれど、よくよく考えてみるとこのデバイスを時計として認識しているからそもそも理解できないのではないか。
どっちかっていうと簡易的なiPhoneが腕に巻きつけられるくらいの表現がちょうどいいんじゃないかな。だって時間見たくてこのデバイス買う人いないでしょ笑
とか言うとiPhoneだって電話したくて買ってるわけじゃないわ!って言われちゃいそうだけど、じゃあAppleのネーミングセンスってどうなっちゃってるのって責任転嫁したくなるわけで。
「よくわからないけどすごいことできそう」
なものに4万円は出せない。
どこかのブログに書いてったんだけどすげー可能性は感じるんだけど今の所いらないかな...可能性は感じるけどね...すごそうなのもわかるんだけど...
っていうプラットフォームを投げて"あとは任せた"感。
うん。これが一番しっくりくるかな。
そりゃあげるって言われりゃもらいたいけど、それはあくまでオモチャとして欲しいだけで、「手帳、ペン、パソコン、それからApple watch、これはかかせないよねー」って言ってる人は地球上に一人もいなくても僕はびっくりしない。
要するに見た目は革新的だけど、発想は同じじゃんこれ。って言いたいんだ。
うずまき模様のスイカがあったらびっくりするしスゲーって思うけど中身スイカでしょ?みたいな。
いろいろとりとめもなくグダグダ書いたけど、
僕が結局Apple watch購入を検討している人たちにどうしても尋ねたいのは
「なぜ時計を充電しなくちゃいけないの?パソコンもiPhoneもあるのに?」
ってことかな。