鈴木ユートピア

31歳、写真、キャンプ、バイク、旅

【ロードバイク】サイクルショップあさひで酷い目にあった話

 

サイクルショップあさひでビンディングシューズとSPDペダルを購入したらひどい対応をされた話をします。

 


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※サイクルショップあさひと言っても店舗によってスタッフの質など様々なので当然一口には言えないので、あくまでこういう店舗もあったよ、というお話です。営業妨害になるので店舗名は伏せます。ただ、全国チェーン展開してるお店として最低限できること、対応すべきことをしてもらえなかったと感じてしまった為記事を書きます。

 

 

事の発端

 

一人暮らしを始めたことは前にも書いた。

家の近くにサイクルショップあさひがあるのを知ってとても安心した。

 

当方ロードバイク乗りで、当然ロードバイクの整備をサイクルショップあさひに求めるのはお門違いなのは百も承知。

 

ただし今回の話はちょっと毛色が違う。

 

 

主力のロードバイクとは別で、通勤・街乗り用の自転車を買った。ドッペルギャンガーのロードバイクである。

 


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ロードバイクとは言ってもAmazonで25000円で買ったお遊びロードバイクだ。ペダルもフラットだし。

これであれこれ乗り回しているうちにやっぱりビンディングにしたいな、と思うようになった。

 

 

それでサイクルショップあさひに入った。

さすがの品揃えで、一階はママチャリがところ狭しと並んでいるが二階に上がればロードバイクも取り扱っている。(もちろんSORAとかCLARISレベルだけれど)

その並びでビンディングコーナーがあって、シマノ製のシューズとSPDペダル、SPD-SLペダルも売っている。よし、ここでSPDセットを買ってドッペルギャンガーをパワーアップさせよう!と決めたのが事の発端。さて。

 

 

 

 

 

 

 

序章

 

祝日、午前中にお店に訪れた。

二階に上がってしばらくビンディングコーナーを眺める。店員さんがあちこちせかせかモップがけをしていて話しかけてくる気配がない。

忙しそうだなぁと思った。

 

「すみません、これ試し履きしたいんですけど」

と話しかけるとこちらに来て「ではそこに座って自由に試し履きしてください」と親切に対応してくれた。

それから店員さんは掃除に戻ってどこかへ消えた。ペダルが両面SPDしかなさそうで、もし片面フラットペダルがあればそれがいいな、在庫あるかなと思ったが店員さんがいない。

「すみませーん」と言っても返事がない。見渡すとトイレ掃除をしているみたいだった。

 

それで僕は「この人は掃除担当で、自転車担当ではないのだ!」と確信した。

 

二階は店員さんが一人しかいないようだったので、購入したいシューズとペダルを持って下のレジに降りる。「これ下さい」と言うと店員さんが困った顔をする。

 

当たり前だ。展示品をそのまま持ってきたのだから箱がない。箱がなければレジが打てない。

「ちょっと上の店員に‥ゴニョゴニョ」と言いながら店員が僕を連れて二階へ。レジ店員が先程の掃除店員の名前を呼んで、「これ対応して。」と言ってそのまま降りていく。

あなた自転車担当だったんですか。

 

「これ買いたいので箱ありますか」と言うと掃除店員が裏に引っ込んで取ってきてくれた。「これはビンディングというやつで危ないですよ」みたいな説明は特になかった。別にいいけど。

 

掃除担当(と呼ぶ他ない)と再び二階に降り(なぜ僕は二階に登ったんだろう?)、レジに促される。

支払いを済ませて店をあとにする。ビンディングシューズは「ここで履きていきます」と言って履いた。レジ横の整備スタッフが「ありがとうございましたー」と言った。

 

ここまではまぁ、普通だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

工賃を後から請求される

 

ペダルをつける予定のドッペルギャンガーはサイクルショップあさひの店の前に駐輪してある。

ここでペダルをつけようと思って箱を開けてSPDペダルを取り出す。しまった、レンチがないとペダルがつけられない。六角レンチを持っていたので油断していた。

 

いそいそと店に戻り、「あのう、今買ったペダルつけてほしいんです」と言うと「いいですよ、持ってきてください」と整備スタッフが真顔で言う。

 

ドッペルギャンガーを店内に持ち込み、ペダルと一緒に渡す。すると先程の掃除店員がやってきてペダルを取り替えてくれた。

さすが、手際が早い(僕も道具があればできるけれど)と関心した。

 

「終わりました。540円になります。

 

 

 

 

 

エッ金取るの?!

 

ここで15000円買い物して、それを取り付けてくれないとは‥でも工賃だもんね、仕方ないや。でもさぁ、お金かかるなら先に言ってください。

わかっていたら後日自分でつけましたから。

 

無料じゃなかったことではなく、後から料金を言われたことに若干憤慨しつつ540円を払う。レジ打ちをした掃除スタッフが袋に入った細かいパーツを僕に返す。「これ、ペダルと一緒に入ってた金具なんですけど、特別なときにペダルにつけるものだと思うので特に必要ないです。お返ししますね」と言った。

あぁそんなパーツがあるのか(普段SPD SLなので恥ずかしながら浅学無知)と理解してパーツを受け取る。ペダルにつけるものだと思うって‥‥ここ自転車屋さんであなた自転車屋さんの店員さんですよね‥?

 

 

 

 

 

 

ビンディングが機能しない

 

SPDペダルがついた新しいドッペルギャンガーを手に店をあとにする。ビンディングシューズも履いてるし、早速乗るぜ、と思った。

 

またぐ。ペダルに足を載せてみる。

 

つかない。

 

力を入れたりグリグリしても一向にペダルとシューズがガチャッとはまらない。

 

はて、と思ってドッペルギャンガーから降りて、靴底を見てみる。ゴムの窪みがある。それとSPDペダルを見比べてみると、これは先程渡された不要金具をシューズにつけないと意味がないことがわかった。素人目に見ても明らかだった。

自分でつけてやろうと思ったがプラスドライバーがない。なんて無力なんだ。SPD SLなら一発なのに。

 

 

 

 

 

 

 

最後に適当にあしらわれる

 

仕方がなくまた店内に入る。三度目の入店。つかれた。掃除店員に「すみませんこの不要って言われた金具なんですけど、これつけないとビンディングシューズとして機能しないみたいなんですけど」と言うと、店員は「へえそうなんだ」的な顔をして整備スタッフのほうへ行き、何やらゴニョゴニョ話している。「工賃はなしでいいですか」と言う言葉が最後に聞こえた。

 

それから掃除スタッフが僕の方へ来て、「それでは無料でおつけしますのでカウンターへどうぞ」と言った。カウンターについてシューズと金具を手渡す。シューズと金具を受け取った掃除店員が整備店員の方へ行って「これ私でもできますかね‥?」と相談している。もー‥勘弁してください。

 

それから整備店員と掃除店員が雑談しながらそれぞれ片足ずつ金具の取り付けをした。

ごく控えめに表現してドン引きした。

だって右足と左足のクリート金具取り付けを別のスタッフがやるんだよ??

クリート金具の位置出しをしてくれとまで贅沢は言わない。(ワイズロードはしてくれるけどね)でもビンディングシューズもSPDペダルも知らないスタッフが片足だけ雑談しながら金具取り付けってあんまりじゃないか。

 

しばらくして掃除店員がシューズを手に帰ってきてシューズを渡してくれた。「これ、シューズをペダルから外すときにかかとを外側に回すと外れるので」と説明してくれた。それさっき雑談しながら今知ったことですよね?

 

受け取ったシューズを裏返してかかとを同じ高さに揃える。金具の位置は左右で違っていたし、片方は斜めについていた。そりゃそうだろ。別の人間が取り付けて、しかも片方はビンディング知らないんだから。

 

知らない商品置くなよ‥

 

仮に新入りだとして、それに全部まかせるなよ‥

 

下手すりゃ膝を壊すクリートの金具付けを別々にやるなよ‥

 

他に客一人もいないんだからそのくらい丁寧にやってくれていいだろ‥

 

 

 

いろいろな思いが頭を巡って、とにかく悔しくて仕方がなかった。もう関わりたくなったので無茶苦茶なセッティングのビンディングシューズを受け取って店をあとにした。「ありがとうございました」という声が後ろから聞こえた。死んでも、二度と、こない。

 

 

 

 

 

 

 

まとめ

 

結局ビンディング金具の調整は後で自分でやり直した。レンチをまわして右と左を同じ位置に水平に取り付けるという小学生でもできるメンテナンスだった。

 

素晴らしいサイクルショップあさひも日本に沢山あるんだろう。ただ、僕は二度とあのサイクルショップあさひには行かないし、余程困らない限りサイクルショップあさひのお世話にはならないだろうと思った。

 

 

ビンディングは素晴らしかった。SPDとはいえ、自転車と一体になる感触は爽快だ。でもまぁ、これはシマノのおかげですよね。

 

 

おしまい