まだ間に合うから!マンダラチャートで一年の目標を立てよう!
日ハムの大谷翔平選手が高校一年生のときに作成した「マンダラチャート」が僕の中で話題になっている。大谷はすごい。まず、高校生を見渡してもマンダラチャートなんてものを知っていて尚且つ活用している子が何人いるだろう。
僕も手法としては知っている程度で、彼のように役立てたことがなかったので感心したのである。
大谷翔平が高校時代に立てた目標達成表(マンダラチャート)
上記は大谷選手が高1のときにつくった目標達成のためのマンダラチャート。
マンダラチャートは達成したい目標を中央に置き、そのまわりの8ブロックにそのために必要な要素を書き出す。それらを中心にさらにそれを備えるために必要な要素を8つ書き出し、目標達成のために必要な事柄を洗い出す手法だ。
とにかく野球に対して誠実な彼の態度がマンダラチャートから見て取れる。
すごいなこの人.....。
さて、僕も今年一年の目標を複数個立てて、それを丁寧に達成しようと企んでいたのでマンダラチャートを用いて自分の目標を整理してみようと思った。
病人のような線が紙の上を縦横無尽に走る!うまく升目が書けないから皆は無地のノートでやらないほうがいいよ!
それから中央のテーマに「2017年の目標」と書いた。
実際にはここに大きな目標を入れなければならぬ。A4のノートに書いたがこれも失敗した。見てのとおり線でうまく割れなかったし、1マスごとにたくさん書き込むことが出来ない。A3くらいの紙に書けばよかった。
とにかくこうして9x9の升目をつくる。
下記が今年の1月1日に書いた目標。
friend / job / family / finantial / learn / sport の6項目に分けて目標をつくった。
目標をテーマ別に可視化することは出来ているが
いかんせん整理がされておらず見づらい。
一年の目標を立てるというとどうしても「筋トレ頑張って~本沢山読んで~貯金して~」というような単発的で安易な目標を立てがちだ。そして「将来どうする」とか「お金をどうする」といったできれば先送りにしたい面倒な物事に目をつむってしまうのだ。あらかじめこのようにテーマを決めてしまうことで偏りなく目標を設定し、それを監視することが出来る。
マンダラチャートは升目の魔力を借りて「先送り事態」を克服することができる。
今回は上記をマンダラチャートに昇華させるにあたってテーマを8に分けた。
人間関係・仕事・金融・生活・健康・遊び・学習・運動の8つだ。
そしてその8つの項目を周りの9マスの中央に配置して、その詳細を8種類書き込んでいく。ここでマンダラチャートの最も優れた点は「人間は空欄があるとそこを埋めたくなる」ということだ。
足りない部分があれば「何かないかな」と考えるようになる。
遊びの目標ばかり立てて健康の目標がガラガラになっていると「イカン、こちらも同じだけ考えなければ」と反省するわけである。
健康に関しては魚を週一回は食べる、とか、柔軟運動をする、とか書いていって、なかなか最後が埋まらなかった。頭をひねった結果、「成人男性は一日に水を3L飲む必要がある」という話を思い出した。
それで新しい健康の目標「一日に水を2Lは飲む」が出来たのである。
埋まった。始めてから1時間くらかかったけどすごい達成感だ。
写真を見たら伝わってくるかもしれないけど、こうやって升目を埋めていく作業ってめっちゃ気持ちいい。そして出来上がった時の達成感。
今日はひとまず2017年目標のフレームワークが出来たので、今度はこの8つの項目それぞれのマンダラチャートをつくるので、例えば運動であれば「運動」を中央に据えてまた新しい紙に9x9の升目を書き、それを達成するための具体的なアクションを書いていくのである。
こういうのは人と見せ合ったりすると結構面白いかもしれない。
おしまーい