たぶん小説を書きます
あの、いつも突然で恐縮なのだけれど。
いつか小説を書きたいと思ってきた。
書いたことがほとんどないから書き方も分からないけれど、うまいこと文章をつないで人物を喋らせれば小説になるんじゃないかと安易に構えている。ここ5年くらい「いつか書くんだろうなぁ」とぼんやりと思っていて、実際に書こうとしたことが5年間で2度ほどあったのだけれど、いずれも挫折。「まだ時期ではなかったか...一時撤退!」ぐらいに思って機が熟すのを待っていたのだ。
じゃあ今が「機」なのか。それは分からん!
ただ書く内容が大体頭の中で組み上がって、「あらゆる要素がうまくいけばひょっとしたら完成するかもしれない」展望がうっすら見えてきたってだけだ。
挫折したくない
課題は長さだ。
小説がそもそも原稿用紙何枚で完成するものなのかにもよるけれど、今調べて見たら200枚以内で短編、300枚以内で中編らしい。短編より中編の方が「小説書いた」感じがするから中編かなっ、って一瞬思ったけど、まず200枚できちんとお話を「完成」させて、それを校正してきちんと形にしてからそれに肉付けしていって中編を作る方が自然だしいけそうな気がする。
とにかく完成させることが大変ーというイメージがある。
それはフルマラソンのような。
あんな距離走れるわけないよねっていう絶望と、でもそれを成し遂げるには一歩一歩走るっていう地味な作業ってところとかそっくりだと思う。
とにかく、挫折するイメージが容易い。
プロットみたいな全体の流れをある程度決めてから、一章ごとに進めていくんだろうなぁ。
でも考えてみると1日原稿用紙3枚ずつ進めていけば2ヶ月ちょっとで完成するじゃん、と考えてみる。それならちょっとできるような気がする。あくまでストイックに全くサボらずに毎日書いた場合だけど。
でもちょっと待って?1日3ページずつなんていう書き方して大丈夫なのだろうか。いや、大丈夫なわけないよね。日々生活していく中で、機嫌の良い日もあれば気分の悪い日もある。その日あった出来事によって文章の書き方はおろか、内容まで変わってしまったらどうしよう。
もちろん本物の作家にしたって(という言い方をすると自分が偽物の作家みたいで虚しい)自分の身にあった出来事が作品に影響を及ぼすなんてことはいくらでもあるだろう。でもそれが3ページごとに起こったら?とてもじゃないけど出来上がった後で読める気がしない。
原稿用紙?PC?
となるとわーっと書くんだろうな。何に書くんだろう?
最近の作家さんってやっぱり全部PCで書いているんだろうか?そりゃそうだよね。今時原稿用紙に万年筆で文章書いてる作家なんて現存しないよね...。いや、分からないけど。じゃあ作家が原稿用紙なんか使ってないとして、どうして今でも文房具屋は必ず原稿用紙を取り扱ってるんだ...?????
うーん、原稿用紙で書くのかPCで書くのかってすごく重要な問題のような気がしてきた。いや、PCで書いた方がいいんだろうよ。修正が楽だし、ウェブで公開することも出来るしね。プリントアウトすればきちんとした文字で誰にでも読んでもらえるし複製だって簡単だ。何より手書きより圧倒的に執筆スピードが速いだろう。
ただ懸念材料としては「タイピングで小説は書けるのか」という問題だ。
だいたい頭にあるものを書き写すように小説を書くのではなくて、本当にライブ感覚で「次はどうしよう」「セリフはどうしよう」「人物描写はどうしよう」って考えながら文章を書いていくんだと思うの。そういうランダムな作業が果たしてPC上で出来るのか...紙とペンでわしゃわしゃ書きながら進めた方が仕事がはかどるような気がしてならない。
後、やっぱり想像上の作家みたいに「これが俺の作品です!」みたいな感じで分厚い原稿用紙を見てみたい...ような気がする。
するけど、絶望なのは原稿が完成した後でそれをPCに打ち直す作業だよね。これは絶望する。絶望しかない。でもまぁ全体の校正もしつつ書き写すんだろうな。いやーダメだなーそれはやりたくない。というか途中で友人に見てもらって感想とかも欲しいし、週刊新潮に掲載されてる小説みたいな感じでキリの良いところで分断させつつnoteとかで公開してくのも良いし...。PCだなやっぱ!決まり。
文体はもう決めてて、「一瞬の風になれ」みたいな口語調で書いて見たいと思っている。ただ口語調にしつつも抑えるところは抑えて、べちゃべちゃにならないように気をつける。
走り出したらnoteにでもあげて見て、ここで掲載しても良いかもしれない。
万が一、いや、奥が一人気が出ちゃったら10話目以降有料みたいな「ジャンプ+」みたいなことしたら夢が広がるな。まあなかなか難しいかな笑
PCで小説を書くならstoneを使ってみたい。
本件、進捗あり次第また共有します。
つづく!つづけ!